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おいしい国産情報が探せる・見つかる

日本の「おいしい!」をさまざまな切り口でお届けしていきます。

3月28日

「国産」に精通する4人のFANバサダーが順番に、おいしい国産情報を紹介しています。

~繁殖から肥育まで ~
一貫生産の和牛農家「桜花牧場」

こんニクはー! FANバサダー(フード・アクション・ニッポンのアンバサダー)のフォーリンデブはっしーです。
ニッポンのこだわり生産者や名産品をご紹介するこちらのコラム、前回は「安曇野放牧豚」を育てる藤原畜産さんをレポートしましたが、今回は牛肉を、ギュウだけにギュギュッとご紹介したいと思います♡

「肉の街」宮崎県の都城(みやこのじょう)市
「肉の街」でもある宮崎県の都城(みやこのじょう)市

今回訪れた「桜花(おうか)牧場」
今回訪れた「桜花(おうか)牧場」

はるばる取材で訪れたのは、宮崎県の都城みやこのじょう市。 なぜ都城へ?と思われた方もいるかもしれませんが、じつは肉用牛・豚・鶏の産出額がすべて日本一という、まさに「肉の街」なんです!
しかも宮崎牛は、5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」(通称:和牛オリンピック)で、史上初の2連覇を達成中。 今年の9月にまた開催されるので、3連覇の期待がかかっているブランド牛でもあります。(もちろんDEBUは宮崎牛にかかわらず、すべての和牛と国産牛を応援しています!)

「桜花(おうか)牧場」の乙守孝志さん
「桜花(おうか)牧場」の乙守孝志さん

そんな宮崎牛を育てている農家さんの中でも、繁殖(生産)から肥育までを一貫生産しているのが、今回訪れた「桜花おうか牧場」の乙守孝志さん。 牛肉の生産現場においては、出産から仔牛まで育てる「繁殖農家」と、仔牛を大きく育てて出荷する「肥育農家」に分かれているケースが多いですが、こちらは両方とも自分たちで携わっているわけです。

桜花牧場さんの仔牛
桜花牧場さんの仔牛

もちろんそれは並々ならぬ労力がかかるわけですが、桜花牧場さんいわく、仔牛から育てることで、牛の性格や好きなものなどが分かり、それが健康的でのびのびと育てることにも寄与しているとのこと。

卓越した黒毛和牛
卓越した黒毛和牛

通常は27ヶ月前後で出荷されることが多いところ、30ヶ月以上の長期肥育を施していて、だからこそ脂がキメ細かくなり、肉の味わいにも深みが出てくるもの。 0~10ヶ月頃までを仔牛として、まずは今後のベースとなってくる骨格と胃袋を作り、徐々に大きく肥育させることで、卓越した黒毛和牛に育てています。

生産者さんの絶え間ない努力により育てられる
生産者さんの絶え間ない努力により育てられる

もちろん肥育期間だけではなく、血統や飼料、そして環境も大事。 そのすべてが合致したうえで、生産者さんの絶え間ない努力の結晶とも言える、素晴らしい肉牛ができあがります。

しっかりとしている骨格
しっかりとしている骨格

最近は仔牛の価格が急騰したり、食肉業界全体が苦しい課題にも直面していますが、こうやって繁殖から生産まで一貫して育てることで、安定した出荷を実現している農家さんもいるのは、肉好きのひとりとしてはとても心強く感じます!

まだまだ楽しい発見が眠っていそうな牧場
まだまだ楽しい発見が眠っていそうな牧場

ちなみに余談ですが、思わぬところで意外なものが使われているようで、発情期の牛に万歩計をつけて、その数値で受精のタイミングを見極めたり、出産時は破水したときにメールが届く装置を取り付けていたり。 生産の現場では、まだまだ楽しい発見が眠っていそうです。

「桜花(おうか)牧場」の乙守孝志さんと
「桜花(おうか)牧場」の乙守孝志さんと

そういった現場の努力や智恵を知ると、よりいっそう美味しく食べられるちゃうYO!

「Rice to MEAT you!」
「Rice to MEAT you!」

今回ご紹介した宮崎県・都城市は、ふるさと納税が日本一(2016年は71億円)の街でもあるので、こうやって、ふるさと納税の返礼品としてお肉が届けられるのも、新しい取り組みのひとつとも言えそうです。
皆さんもぜひ、全国の生産者さんが魂をこめて作った食材を、ひとつひとつ深堀りしていくと、今まで見えていなかったストーリーを発見できるかも? 自分もステキなお肉との出会いを「Nice to MEAT you!」しながら、ごはんもモリモリと食べて「Rice to MEAT you!」したいと思います☆

今月のFANバサダー
フォーリンデブはっしー

お米ソムリエの資格を持ち、肉を中心にごはんのオカズを求めて全国を食べ歩く、グルメエンターテイナー。グルメ界のトップブログ「イエス!フォーリンデブ★」の執筆をはじめ、雑誌連載も多数。Jリーグ、肉フェス、宇都宮餃子祭り、ツールド東北などのグルメ大使も務め、ミラノ万博ではおにぎり大使として日本館ステージにも立つ。