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おいしい国産情報が探せる・見つかる

日本の「おいしい!」をさまざまな切り口でお届けしていきます。

2月3日

「国産」に精通する4人のFANバサダーが順番に、おいしい国産情報を紹介しています。

~皇室にも献上。由緒正しき最高級メロン~
三重県「南張(なんばり)メロン」がおいしい~!

●三重県志摩市浜島町「メロンハウスカワグチ(川口農園)」へ
2016年12月、「南張メロン」を求めて三重県志摩市浜島町「メロンハウスカワグチ(川口農園)」さんへ伺いました。川口農園さんは南張地域のメロン農園の中で一番広い生産面積を持ち、隣接にはメロンスイーツが頂けるカフェも営まれています。

「メロンハウスカワグチ(川口農園)」さんの南張メロン
「メロンハウスカワグチ(川口農園)」さんの南張メロン

南張メロンは最高級メロンのひとつ
南張メロンは最高級メロンのひとつ

「三重県でメロン?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、川口農園さんでの南張メロン栽培は1930年からと歴史も古く、天皇皇后両陛下にも献上、2016年の伊勢志摩サミットでもお出しされた由緒正しき、最高級メロンのひとつなのです。

4代目農園主の川口芳幸さんと奥様
4代目農園主の川口芳幸さんと奥様

作っていらっしゃるのは4代目農園主、川口芳幸さん。奥様が併設のカフェを営まれています。

川口農園さんのビニールハウス
川口農園さんのビニールハウス

南張メロンは種まき・生育・出荷まで100日ほどかかるのですが、川口農園さんのビニールハウスでは四季を通じ出荷が途切れないよう連作され、年間12,000個ものメロンを生育。そのほとんどが手作業で育てられ、販売先は百貨店などの贈答品が多いようです。

平均室温30度のビニールハウス内にて
平均室温30度のビニールハウス内にて

ハウス内の室温は平均30度、じっとり汗ばんできます。最初の生育約20日で行う受粉も手作業です。メロン栽培にはミツバチによる自然交配も多いそうですが、確実に着果させるため全て手で受粉。雌花に雄花の花粉を一つずつつけていきます。

雌花
雌花

雌花(花の下の子房で膨れています)

雄花
雄花

雄花(子房が無くスッキリ)

メロンを吊るす状態「玉吊り」
メロンを吊るす状態「玉吊り」

メロンは一株に3個着果させますが途中経過で1番良いもの1個に絞り込んで育てます。年間12,000個のメロン生育までには、受粉だけでもその3倍、36,000回も手作業されているのですよね、すごいです!
育てたメロンが鶏卵くらいの大きさになったところで「玉吊り」と呼ばれるメロンを吊るす状態にします。そうすることで丸みや大きさ網目など「美しいメロン」に育つのですね。もちろん全部手作業です。

大切に育てられる「南張メロン」
大切に育てられる「南張メロン」

交配から約50日で収穫を迎えるそうですが、あえて一定期間水やりをやめる「水切り」をして、甘みと旨みを凝縮させます。(愛のムチですね)
結果的に、南張地区で栽培されたメロンの中でも糖度13~18のメロンだけが「南張メロン」と名乗ることができるそう。
年間12,000個分ずっと手作業が続く毎日。川口さんの細やかさ丁寧さに愛を感じます。

農園主の川口芳幸さん
農園主の川口芳幸さん

「メロン栽培は大変と言えば大変ですがお客様においしいと喜んで頂けるのが喜び。」と川口さん。

南張メロン人気メニュー
南張メロン人気メニュー

では早速、カフェで南張メロン人気メニューをいただきまーす。
●カットメロン
●100%生メロンジュース(1番人気)
●生メロンパン
●メロンケーキ

甘くてみずみずしいフレッシュのカットメロン
甘くてみずみずしいフレッシュのカットメロン

フレッシュのカットメロンは甘くてみずみずしい。香りが上品でとてもおいしいです。ジュースも香り良くサラッと飲めておいしい。

パン生地に果肉とメロンクリームが染み込んだ生メロンパン
パン生地に果肉とメロンクリームが染み込んだ生メロンパン

個人的には生メロンパンのおいしさにびっくり!パン生地にじゅわじゅわ果肉とメロンクリームが染み込んで「これこそ本当のメロンパンだわ~」なんて思ったり。おいしかったです。

風景と空気を肌で感じることができる解放感あるカフェ
風景と空気を肌で感じることができる解放感あるカフェ

三重県志摩市浜島町の南張地域。南張メロンの生育を五感で知った後に頂くメロンは本当においしいです。そして、この風景と空気を肌で感じる解放感がたまりません。生産現地でしか感じられないおいしさがきっとあるはず。これこそ「食旅」の醍醐味です!

今月のFANバサダー
里井 真由美

全国47都道府県はもちろん、着物で世界20カ国以上食べ歩くフードジャーナリスト。世界レストラン体験のグルメ誌連載や、全国のお取り寄せ、デパ地下情報にも詳しくテレビ出演多数。
日本の食・食文化に精通し2015年ミラノ万博日本館公式サポーター、農林水産省食料・農業・農村政策審議会委員に就任。2016年パリ市とフランス観光開発機構から日仏友好に適したオフィシャルレポーターに任命、国際的にも活躍中。