日本の「おいしい!」をさまざまな切り口でお届けしていきます。

2018年3月22日

「国産」に精通する7人のFANバサダーが順番に、おいしい国産情報を紹介しています。

フード・アクション・ニッポン アワード2017受賞10産品からのご紹介!
「京さわらの旨味だし」

今回、「フード・アクション・ニッポン アワード2017」受賞10産品の中からご紹介したいのは、株式会社東急百貨店が選定された「京さわらの旨味だし」です。

fanawarad-sawara0323-img1
「京さわらの旨味だし」

日本初!京都産さわらの煮干しを使用しただしパック「京都仕込み 京さわらの旨味だし」

こちらは創業大正11年、京都府の老舗「だし屋」福島鰹株式会社が京都府漁業協同組合、地域の煮干し加工業者との共に2年間もの月日をかけて研究開発したもの。さわらの煮干しだしが商品化されるのは全国初!しかもこのさわらの煮干しだしは、純京都産だというからスゴイです。

この産品をきっかけに知ったのですが、京都府は、サワラ類の水揚げ量が日本トップクラス!商品価値が低くなりがちだった小さなサワラの幼魚・サゴシを有効活用できないかと考えたことが開発のきっかけだったといいます。
出汁文化の地が満を持して世に打ち出した、「フードロス」にも配慮した京都ブランド産品なのですね。

いただいてみると、カツオの本枯れ節のような上品で繊細な味わい。控えめながら後から追いかけてくるような旨味は、野菜料理に最適だと思いました。
実際、サワラはアゴ(トビウオ)やタイに匹敵する強い旨味とコクをもつのだそうです。

さわら煮干しをメインに、旨味の相乗効果が楽しめる「万能ブレンドだしパック」ということですが、他に含まれているのは、「うるめいわしのふし、かたくちいわしの煮干、こんぶ、乾しいたけ」(商品パッケージより)と至ってシンプル。化学調味料や保存料はもちろん、たんぱく加水分解物、酵母エキスも無添加で、天然素材のみです。食塩すら入っていないので、自分好みに味わいをアレンジできます。
桜の開花宣言を受け、いよいよ春本番。春は、さわらの旬です。旬が同じものは味わいの相性もいいもの。
春野菜とあわせていただくのがおすすめです。

fanawarad-sawara0323-img2
「京さわらの旨味だし」をたっぷり使った、菜の花のおひたし

先日は、「京さわらの旨味だし」をたっぷり使って、菜の花のおひたしを作りました。出過ぎない旨味が、春のほろ苦さを引き立ててくれました。ぜひ春の食卓に、春の旨味を添えて楽しんでみてください。

今月のFANバサダー
篠原 久仁子

茨城県出身。人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」。大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手掛けた後、「野菜ソムリエプロ」の資格取得をきっかけに独立。徹底した現場主義で全国の農産物や流通業界を幅広く取材し、テレビなどのメディア出演、執筆、講演などを通して「美味しい」情報発信をしている。東京を軸に、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家でも執筆や畑仕事をするデュアルライフを送っている。