日本の「おいしい!」をさまざまな切り口でお届けしていきます。

2018年1月26日

「国産」に精通する7人のFANバサダーが順番に、おいしい国産情報を紹介しています。

フード・アクション・ニッポン アワード2017 受賞10産品レポート「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」

「フード・アクション・ニッポン アワード2017」にて、日本を代表する企業トップの方々が選ぶ10産品が決定しました。
その中から野菜ジャーナリストの篠原久仁子がご紹介したいのは、株式会社オンワードホールディングスが選定致しました「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」です。

「「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」
「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」

鳥取県産の干柿とセミドライ無花果の赤ワイン煮、そして胡桃が丁寧に織り重さねられた洋菓子で、まるで伝統工芸のよう。
3つの素材をつないでいるのは、控えめな甘さのホワイトチョコレートと、ほろ苦いビターチョコレートです。
干柿の濃厚なねっとり感、無花果のつぶつぶとした食感に、胡桃のサクサク感のハーモニーが絶妙で、チョコレートを脇役に従えるほどの存在感があります。
お茶やコーヒーはもちろん、シャンパンや辛口のワイン、ウィスキーのお供にも。食べるシーンの幅広さが魅力です。

「フード・アクション・ニッポン アワード2017」最終審査会にて
「フード・アクション・ニッポン アワード2017」最終審査会にて

この産品を選出された株式会社オンワードホールディングスの代表取締役の保元道宜氏も「甘さ、食感、色彩のコーディネートがよい」と絶賛されていました。
生み出したのは京都の中でも文化芸術の地とされる北白川に本店を構える洋菓子司「一善や」さんです。
創業者の中村健二郎社長が大切にしているのは「こだわり抜いた『引き算』」。まず、使用する全ての素材にこだわりを持つ。そして「素材本来の優位性」を生かし、必要なもの以外を省く。
そうして「素材の魅力が調和した京都ならではの『和の心を映した洋菓子』」を実現されています。
この「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」で使用されている干柿と無花果は、共に鳥取県の広岡農場産のもの。「無花果の栽培には不向きとされる日本海に面した赤土なのに、そこで育った無花果は格別の味わいになんです」。粉ふいた西条柿の吊るし柿も然り。日本中の食材を見てきた中村社長が素材に惚れ込んだことがきっかけで誕生されたとのこと。

「無花果チョコガナッシュ求肥包み」
「無花果チョコガナッシュ求肥包み」

「一善や」と言えば、フード・アクションニッポン アワード2017入賞100選にも選出された「無花果チョコガナッシュ求肥包み」にも注目です。
鳥取県産の無花果を赤ワインで煮てからセミドライにした後、中に生チョコを流し入れ、求肥で優しく包んだもの。
ほんのり薫る柚子がアクセントになっています。全ての工程が手作業というのに納得の繊細な味わい。
そして最後にとっておきのお知らせです!
「フード・アクション・ニッポン アワード2017」受賞2品が一度に楽しめるバレンタイン限定セットがオンワードマルシェに登場しています。

雅風呂敷に包まれて届きます・・・
雅風呂敷に包まれて届きます・・・

まずは味見も兼ねて自分へのご褒美にもいいかも知れません。
大切な方へ、差のつく贈り物を探している方にオススメです。
「一善や」の心が体現された京都本店からのレポートは改めてお届けしたいと思います。
今月のFANバサダー
篠原 久仁子

茨城県出身。人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」。大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手掛けた後、「野菜ソムリエプロ」の資格取得をきっかけに独立。徹底した現場主義で全国の農産物や流通業界を幅広く取材し、テレビなどのメディア出演、執筆、講演などを通して「美味しい」情報発信をしている。東京を軸に、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家でも執筆や畑仕事をするデュアルライフを送っている。